日本色彩キャリア育成協会

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2025年05月14日

ぬりWA®活用事例  活動報告

中学1年生キャリア教育〈IB×色彩キャリア育成プログラム〉育英西中学校

色で自己理解と相互理解を深める「色でつながる、わたしと仲間」

代表の林由恵による、育英西中学校の色彩キャリア教育の初授業でした。

テーマは「色でつながる、わたしと仲間」
1年生で入学してまだ1か月半ということで、授業のねらいは

・色でわたしを知ろう

・色でお互いを知って、仲間との輪を広げよう

・仲間と共に成長する未来のイメージを描こう

 

〈ワーク1〉色を使って自己紹介

ただ名前を伝えるだけでなく、色を通して気持ちを語ります。
生徒さんたちは、
「色を使って自己紹介することで、仲良くなれた気がした」
「今まで話したことがない人とも、色で話せて楽しかった」
と、笑顔いっぱいで参加してくれました。
〈ワーク2〉ぬりWA® 色でワクワクする未来を描こう
ぬりWA®とは、「ぬり絵×対話」色と言葉で感情を表現する対話法
ぬり絵を使って自分の気持ちを自由に表現し、その感情を言語化し、他者と対話することで自己理解と他者理解を深めるプログラムです。
中高生へは、キャリア教育プログラムとして展開しています。
1年後、私は仲間や家族と共に、どうなっていたらうれしい?と、自分のワクワクするイメージしてぬりWAシートに色で描きました。
これからどんな中学生活を送りたいか、ぬり絵に色でそれぞれに表現しました。
赤やオレンジ、青、ピンクで色や面積を考えながら、1年後の理想の自分を語っています。
〈幸せな生活〉
未来の私は、友達を大切にし毎日が明るくて楽しい学校生活を送っていると思います。
勉強と部活を両立させて、きっと素敵な生活を送っています。
家族も喜んでいると思います。
♡自分だけでなく、家族との関係も言葉にしています。
〈大好きなものに囲まれている私〉
勉強に追いつけている自分!
学校生活が充実している自分!
家で大好きなコナンを見続けている自分!
♡勉強もプライベートもバランスを取ってがんばっている姿をイメージしています。
慣れない通学と、新しい環境。
そこで、早い段階で人とつながる「すべ」を身に着けておくこと。
仲間と共に自分の居場所をつくることで、いじめ防止や早期退学の防止につながります。
色で自分の気持ちを見える化することで、
自分の心と向き合って、気持ちを言語化して、相手に伝えられるようになること。
低学年次にこの課題をクリアしておくことで、今後、続いていく探究学習の成果も上がります。
この気持ちと学んだことや気づいたことを、今後の学校生活に是非活かしてほしいです。
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育英西中学校では、国際バカロレア(IB)という教育プログラムを取り入れ、ディスカッションやプレゼンテーションを通して世界に貢献する人間力を育むことで、国際社会に貢献できる女性を育成されています。
国際バカロレア(IB)で目指す教育は、色と言葉を使って自己表現をし、自分と他者との対話を通して、多様性を認め合い、多様な選択肢の中から自分らしさをみつける「ぬりWA®」のキャリア育成プログラムの基本理念と親和性がとても高いです。
育英西中学校のHPでご紹介頂きました。

色とキャリアの専門スクール

カラー総合スクール A+STYLE